事例・お客様の声

株式会社西林様の場合

株式会社西林様とは当事務所設立の翌年2015年からお取引をいただいております。同社は主に住宅の内装材(フローリング、集成材、羽目板)などの木材を、材木店や問屋などの顧客に販売しています。また直輸入材を卸販売する事業も行なっています。

 

同社との最初のお仕事は1つの営業所の課題発見と営業担当者とのご面談、解決策のご提示などから始まりました。その後他の3つの営業所も同様にお任せいただくようになりました。ここ数年は毎月4つの営業所の営業担当者様とのご面談、経営者様へのご報告と毎月の管理職の方々との会議でお話させていただくことのすり合わせ、その会議のファシリテートなどをやらせていただいております。また、半年に1回各営業所毎に戦略などについて、助言・指導をさせていただく研修も実施させていただいています。

 


こうした活動を通じて、同社の各営業担当者様の営業活動の課題を把握させていただき、助言や指導を行わせていただいたり、新たな商流の芽を見つけて会社全体で取り組んでいただいたりしています。成果としては、大きく業績を伸ばしていただいたこともありましたが、直近では戸建て住宅着工数の減少、円安の進行などにより苦戦しています。目下こういう環境下にも打ち勝つ施策を同社と検討中です。

  

尚、以前には人事評価制度の構築とその運営サポートもやらせていただきました。

お客さまの声

株式会社西林 代表取締役 西林長太郎 様

三井先生とは、最初は、弊社取締役からの提案で、お会いし、関わってもらうことになりました。

私自身は、営業職出身ではないのと、当時各営業所の課題が違い、営業会議だけでは、時間が収まらなくなり、かといって、会議を増やして、営業時間を減らすことは問題だと思っていました。

 

それで、個々の営業所との相談を先生に頼みました。営業所と私の間に入ってもらうことにより、第三者的目線で、営業所の諸問題をより深く探ることができるのと、社外の人に、客観的に見ていただいた方が良いと思いお願いしています。どうしても、私に対して、話しにくい人がいると思いますが、先生に引き出してもらうことによって、解決することもあります。

 


コロナ禍時には、zoom等のテレビ電話会議も2020年3月に早い段階で取り入れ、時間を有効に使うことも、出来ました。木材業は、コロナ禍前が悪く、コロナ禍の最初は、ステイホームでマンションから一戸建てへの流れで、旨くいきましたが、木材業界在庫減少と、分譲住宅の在庫の減少で、世界的に木材が足りなくなり、その結果ウッドショックになり、その後、材料高さらなる円安も相まって、インフレが進んだ結果、実質賃金の減少、少子化も相まって、家の販売不振になり、厳しい状況です。

 

そのような状況で、弊社として、何が出来るのか、出来ないのか、強み弱みを分析し、時代の変化に対応し、生き残れるよう、先生と協議中です。中小企業の経営者にとって、親族以外で、客観的に相談できる相手がいることは、重要です。